Mitya’s Love

ストーリー

この作品はボリス・シェルギンの短編『ミーチャの愛』を元にしている。船長であるミーチャはアルハンゲリスクからソロムバラの劇場へ向かう道中、強い風に巻き込まれる。彼は隣に飛び込んできたマリア・イワノフナという少女が劇場に行くための手助けをする。 会場につくと、オストロフスキーの前衛的な演目「嵐」がすでに始まっていた。ミーチャの隣に座ったマリアに、突如として恋をする。 ミーチャは愛を告白するが、マリアは姿を消してしまう。そんなミーチャに何ができる? 彼はマリアを見つけるために街に行くことを決める。この作品はロシアの前衛的な作家、ミハイル・ラリオノフ、ナタリア・ゴンチャロワ、また素朴派の巨匠、パベル・レオノフ、リュボフ・マジコワの絵を借用しつつ制作された。

監督プロフィール

Svetlana Filippova

1991年にカザフ州立大学の文学部を、1997年にモスクワの全ロシア映画大学のアニメーション監督コースを卒業。ヒトルーク、ノルシュテイン、ナザーロフ、スヴェトラーナらの指導を受けた。今では絵画、イーゼル、本の挿絵、版画、アニメーションを手がけている。アニメーション作品『The Night has came』、『Sarah’s Tale』、『Three Love Stories』、『Where dogs die』、『Brutus』は、アメリカ、オーストラリア、スロバキア、イタリア、スペイン、フランス、イラン、アルゼンチン、ブラジル、ジョージア、ロシアの国際映画祭で賞を獲得する。彼女の作品は、ロシア、ドイツ、フランスのプライベートコレクションに保管されている。

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作品情報

監督: Svetlana Filippova
2018年 / ロシア / 0:14:04