ファントーシュ国際アニメーション映画祭(スイス)プレゼンツ
「ベスト・オブ・ファントーシュ」
キューレーター:ファントーシュディレクター アネット・シンドラー

上映時間とスクリーン情報

11月4日 15:10~ シアター3

ファントーシュ国際アニメーション映画祭2018の上映作品から、選りすぐりのアニメーションを紹介します。ファントーシュは、スイス最大のアニメーション映画祭で、毎年プロから一般層まで幅広い観客に向け様々なインターナショナル・プレミア上映を行っています。この映画祭の見どころは、特質すべきテーマ、実験的なナラティブ、視覚的な斬新さを持つ作品たちです。今回のプログラムには、今年のコンペティションで上映された作品を選びました。審査員や観客が選んだものだけでなく、私自身のお気に入りの作品も入っており、様々なテクニック、スタイル、物語を見せるものです。それはまさに、ファントーシュを行っていることでもあります。また、スイス作品の今年の収穫を国際的な観客たちに観てもらうのも、ファントーシュの大きな使命です。面白いことに、選んだ作品の多くが旅や旅行をテーマにするものでした。アニメーション作家は、旅についての様々な物語を持っていて、旅が私たちを変え、そして人生に新たな視点を与えてくれることを私たち観客に教えてくれるでしょう。変化させるような道のりや旅についてたくさんの物語を伝えることができ、私たちの人生に新しく、今までとは異なる視点を与えてくれることに気づくかもしれません。最後に注意事項です。今回のプログラムの鑑賞は16歳以上が適しています。一部の映画に性的な内容が含まれていることにご注意ください。

https://fantoche.ch/en

Screening

Travelogue Tel Aviv

Samuel Patthey
Switzerland / 2017 / 6’

Intimity

Elodie Dermange
Switzerland / 2017 / 5’

The Cannonball Woman

Albertine Zullo, David Toutevoix
Switzerland, France, Canada / 2017 / 14’25’’

SELFIES

Claudius Gentinetta,
Switzerland / 2018 / 3’40”

Wildebeest

Nicolas Keppens, Matthias Phlips
Belgium / 2017 / 19’08’’

RIDE

Paul Bush
Portugal / 2018 / 5’42“

Five Minutes to the Sea

Natalia Mirzoyan
Russia / 2018 / 7’10“

ゲストプロフィール

アネット・シンドラー

2012年、アネット・シンドラーはファントーシュのアーティスティック・ディレクターに就任し、2013年からはフェスティバル・ディレクターとなった。ディレクターとしてシンドラーは、アニメーション、ゲーム、メディアアートの接合点を探ることが、フェスティバルの発展にとって有望な出発点であると考え、その方向性のもと、フェスティバルは様々な分野での成長を見せている。 シンドラーは、それ以前にも様々な機関やフェスティバルについて、ディレクターや創設者、共同創設者としての評判も確立している。近年ではHouse of the Electronic Arts Basel(2010) 、Shift Festival of Electronic Arts (2007–2010)、Digital Art Collection/Store(2005-) 、そしてArt and New Media Basel (2000–2010)などがある。それ以前には、ニューヨークのスイス・インスティテュート(1997-2000)やグラールス市立美術館(1995-1997)にも関わった。2010年、スイス連邦文化庁は、シンドラーにPrix Meret Oppenheim賞を授けている。

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