『リズと青い鳥』
〜山田尚子監督 舞台挨拶〜

上映時間とスクリーン情報

11月3日 10:00~ シアター1

映画祭5周年を記念して、京都アニメーション制作『リズと青い鳥』を音楽ライヴ用の音響機材を使って極上の音響と音量で映画を上映します。ゲストに京都アニメーションの山田尚子監督をお迎えします。
『リズと青い鳥』は全編を通して動きと音の繊細さ、時間の抽出、どれをとってもアニメーション表現のリアリズムの水準を大きく上げる作品です。女性の描き方も極めて誠実で臨場感に溢れており、彼女たちの足音や、楽器のパーツに触れる細かな音一つ一つまでも豊かな余韻につながる演出を、どのように行われているのかをお話いただきます。

少女の儚く、そして強く輝く、美しい一瞬を――。

高校生の青春を描いた武田綾乃の小説『響け!ユーフォニアム 北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章』がアニメーション映画化。みぞれと希美、2 人の少女の儚く美しい一瞬を切り取ります。制作は、映画『聲の形』で第 40 回日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、東京アニメアワードフェスティバル 2017 アニメオブザイヤー作品賞劇場映画部門グランプリなどを受賞した京都アニメーション。そして、監督・山田尚子、脚本・吉田玲子、キャラクターデザイン・西屋太志、音楽・牛尾憲輔ら、映画『聲の形』のメインスタッフが集結。

繊細な人の心を映し出してきた制作陣による、
――誰しも感じたことがある羨望と絶望。そしてそれらを包み込む、愛。
この春、あなたの心に「響く」一作をお届けします。

ストーリー

あの子は青い鳥。広い空を自由に飛びまわることがあの子にとっての幸せ。だけど、私はひとり置いていかれるのが怖くて、あの子を鳥籠に閉じ込め、何も気づいていないふりをした。
北宇治高等学校吹奏楽部でオーボエを担当する鎧塚みぞれと、フルートを担当する傘木希美。高校三年生、二人の最後のコンクール。その自由曲に選ばれた「リズと青い鳥」にはオーボエとフルートが掛け合うソロがあった。「なんだかこの曲、わたしたちみたい」屈託もなくそう言ってソロを嬉しそうに吹く希美と、希美と過ごす日々に幸せを感じつつも終わりが近づくことを恐れるみぞれ。「親友」のはずの二人。しかし、オーボエとフルートのソロは上手くかみ合わず、距離を感じさせるものだった。

ゲストプロフィール

山田尚子

京都アニメーション所属のアニメーター。2004年、京都アニメーションに入社。 代表作は『映画けいおん!』、『たまこラブストーリー』、映画『聲の形』。今作が4作目の映画監督作となる。同原作のアニメ『響け!ユーフォニアム』シリーズでは、メインスタッフとして、シリーズ演出を担当している。

■受賞歴
『映画けいおん!』(11年)
・第35回 日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞

『たまこラブストーリー』(14年)
・第18回 文化庁メディア芸術祭アニメーション部門新人賞

映画『聲の形』
・第40回 日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞
・東京アニメアワードフェスティバル2017アニメオブザイヤー作品賞劇場映画部門グランプリ など

京都アニメーション公式サイト:https://www.kyotoanimation.co.jp/

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作品情報

スタッフ

原作:武田綾乃
(宝島社文庫『響け!ユーフォニアム
北宇治高校吹奏楽部、波乱の第二楽章』)
監督:山田尚子
脚本:吉田玲子 /
キャラクターデザイン:西屋太志 /
美術監督:篠原睦雄 / 色彩設計:石田奈央美 /
楽器設定:髙橋博行 / 撮影監督:髙尾一也 /
3D 監督:梅津哲郎 /
音響監督:鶴岡陽太 / 音楽:牛尾憲輔 /
音楽制作:ランティス /
音楽制作協力:洗足学園音楽大学 /
吹奏楽監修:大和田雅洋 /
アニメーション制作:京都アニメーション
製作:『響け!』製作委員会 / 配給:松竹

キャスト

鎧塚みぞれ:種﨑敦美
傘木希美:東山奈央
リズ・少女:本田望結
中川夏紀:藤村鼓乃美
吉川優子:山岡ゆり
剣崎梨々花:杉浦しおり
黄前久美子:黒沢ともよ
加藤葉月:朝井彩加
川島緑輝:豊田萌絵
高坂麗奈:安済知佳
新山聡美:桑島法子
橋本真博:中村悠一
滝 昇:櫻井孝宏

2018年/日本/90分/DCP/日本語音声

© 武田綾乃・宝島社 / 『響け!』製作委員会