ワークショップ作品完成!帯広美術館「アニメーション・トラベラーズ!」レポート
映画祭5周年を記念して、春から始めております旭川・帯広・函館の3都市巡回上映「アニメーション・トラベラーズ!」。ここでは、5月19日(土)北海道立帯広美術館で開催したイベントレポートをお届けします。
帯広では上映会のほか特別に、十勝豊頃町出身の映像作家である佐竹真紀さんをお招きして、「写真がうごく!アニメ制作ワークショップ」を開催しました。佐竹さんは写真を使った映像を中心に制作されており、今回は帯広市内の風景写真4種類に直接絵を描きこんでいくという、初心者向けのスタイルを提案いただきました。写真というベースがあるので、みなさんイメージしやすく取り組んでいただけるかな?
当日は朝から強い雨で、息が白いくらいの悪天候にも関わらずたくさん集まってくださいました!
佐竹さんからのご説明のあと、風景写真から好きなものを1つ選びます。雪が積もる冬の時期に撮影してくださったものも!今回のワークショップでは1~10までの番号がふられた10枚の写真を使って、一人当たり約4秒の作品を作っていきます。写真をクシャクシャ丸めたり、穴を開けたりするのも自由!描くだけが表現の方法ではないのですよ~
ご家族の方も参加してくださって、大人も子供もカキカキカキ・・・
できた順から、いよいよ撮影!撮影台にカメラをセットして、参加者のみなさんにシャッターを切ってもらいます。わざと手も一緒に撮影したりして・・・(笑)
撮影が終わったらパソコンに取り込みます。ここで動きを確認できるので、「おおっ!」と声があがったりしていました。連続した動きが見られると、ぐっと楽しくなってきます。
全て取り込みおわって、いよいよ上映!
編集して音楽をつけてもらい、映画祭のYouTubeチャンネルにアップしましたので見てみてください!花火大会だったり、並木道からサメ(!)が現れたり、自由で楽しいアニメーション作品ができました。
ここでは本格的に一眼レフカメラを使って撮影を体験していただきましたが、「KOMA KOMA for iPad」という、手軽にコマ撮りアニメーションを撮影できるiPad用アプリを使うと、ご家庭でもより簡単にアニメーション製作を体験できます。iPadをお使いの方は、ぜひお試しください!
上映会合わせてご来場くださった皆様、帯広美術館様、ありがとうございました。また次回!新千歳空港の映画祭にもぜひお越しを・・・!